先日、ファインディング・ニモを観たというショートダイアリをここに書いたが、おそらくこのページの読者である某嬢のサイトでは、ほとんど似たパターンで、こう書いてあった。
> さて、今日は、ファイディング・ニモを見た。
> 大いに期待を裏切られた。。
それはそれですごく興味深いと思ったので今度またゆっくり話を聞こう! とはいえ、同じパターンだと読者が面白くないだろうと思うので、今回は「どこをどう感じたか」を少々書くとしよう。
昨日、有楽町マリオン9F、ピカデリー1の最終枠で観た。公開前から観たいと目をつけていたので、仕事のきりのいいところで「えいっ」という感じで出かけた。レディスデーだったせいだろう、とんでもない人数の行列だった。その割には難なく座れたのでさして問題なかったが。
予告編を観る段階で思い出されるのが、ピカデリーの木曜ペア割。木曜なら3000円で二人分チケット+各々にポップコーン+ドリンクがコミ。ポップコーンなどはつい買っちゃうから、結局水曜のレディスデーより安くあがる。さらにカップルじゃなくてもいい。そうかといって野郎同士では映画は観ないだろうけど…。
さて、本題の「ラスト侍」については、涙が出ないほど深く感じいった。キャスト、演技共にバランスがとれている。最初、竹やぶからざざーっとやってくるシーンは背筋がぞくっとするほどかっこいい。こういう映像テクは特撮モノに毒された目のリフレッシュになる。
外国のサムライ映画にありがちなクサさがなかったし、さしてしつこくもなかった。存在を不必要に感じさせないサウンドトラックもなかなかのモノだ。映画としては大変よくできたストーリーだった。このストーリー、原作はあるのかな?時代考証的にはおかしな部分があるので、原作はないのかもね。
侍、しぶいぜ。
p.s.
視聴には、全国どこからでもネットで借りられる、DVDレンタル「ぽすれん」が便利。