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月別アーカイブ: 6月 2004

0.はじめに

本記事は、私がミニチュアダックスの「フック」を羽田から大阪伊丹空港に送ったプロセスでわかったことや個人的な感想も含めてまとめておくことにより、有用な情報を残すことを目的としています。その時点でインターネットを検索して助けになる、まとまった情報はほとんど存在しなかったからです。それで、この記事の引用、複製については私に許可を求めてさえいただければ可能な限り協力する意志があります。誰でも閲覧できるサイトからのリンクは原則として自由です。ただし、本記事をもとに行動するいかなる結果の責任も負いかねますのでご了承ください。

1.ペット空輸?

飛行機での旅行の際にペットを同伴する申込は、通常の荷物預けのカウンターで可能です。しかし、人間は移動しない場合でもペットだけを空輸することができます。ペットの売買などでは良く行なわれていることなのですが、情報が不足しているせいか手続きが煩雑に見え、代行業者のWEBサイトばかりが目に付くのが現状です。しかし、やってみれば非常に簡単で、費用も大してかかりません。

2.予約

ペット空輸を取り扱ってくれる航空会社は2社、日本航空貨物(JAL)(03-5757-3105)と全日空貨物(ANA)(03-5757-5650)です。各々、その取り扱いカウンターの電話番号が公開されていますが、実際にJALのサイトANA(Air Do)のサイトから発見するのは易しいことではありません。

電話で両社に問い合わせしてみたところ、日本航空のほうではケージは貸してもらえない、当日予約可能、飛行機時間の90分前に手続き完了が条件でした。他方、全日空貨物は、ケージは500円でレンタル可能(要問い合わせ)、原則として前日予約、60分前までに手続き完了、とのことでした。

ケージをどうするか決めかねていたことと、全日空貨物のオペレータの方のほうが親切で丁寧な応対だったので、全日空貨物のほうに依頼することにしました。ただ、当日に送りたかったので「なんとか今日の午後便にのせたい」とお願いしました。いつもOKとは限らないのでしょうが、午前の電話でしたから時間的余裕もありましたし、空きがあったのでしょう、結果はOKでした。その電話で、便を予約し、ケージも確保していただきました。

3.西貨物地区へ

ペット空輸は「国内貨物」の取り扱いとなり、人間が乗降する空港カウンターとは全く別のところに行かなければなりません。羽田空港の「西貨物」と呼ばれる貨物地区のほうに行きます。(地図)

自動車で行く場合は、空港の前を通って357号線のほうに入らないように気をつける必要があります。(私はまさにそうしてしまい、西貨物を道路の向こうに見て口惜しい思いをしました^^;)バスで行く場合には空港の1Fロビーを出たところの13番バス停から出る循環バスで「西貨物」バス停まで行くことになります。タクシーで行っても1メータくらいだと思います。行き先はもちろん、「西貨物地区」。

4.西貨物に入る

他の空港でも同様のようですが、貨物地区に入るには、やや物々しいゲートで入場許可を得なければなりません。入場する人全員の、免許証やパスポートなどの身分証明書が必要です。バスやタクシーで行く方、また車に同乗して行く方はお忘れのないように。ゲートの方に入場者の名前、時間、車のナンバーなど記入するよう求められますが、親切に教えてくださるのでその通りにします。

入場許可証などをビニールケースに入れてくれますので、出場までなくさないように所持して入場します。首からぶらさげるものも入っていますが、特に出して使いませんでした。

5.ペットを預ける/受け取る

ゲートを入るとすぐにANAと書いた国内貨物受付カウンターがあります。比較的小さく簡素な建物に見えますが、他に見間違うものもありませんので安心してそこに入っていきましょう。参考までに、受け取りのカウンターも同じ場所です。「予約していた○○です」と言えば、あとは親切に記入すべき書類や受取人に関する情報の記載、あとは免責証書にサインが求められます。あと、損害保険の加入について尋ねられますが、これは各人の判断によるでしょう。(わたしは不要と答えましたが。)

ケージを確保していたものの、こちらでプラスチック製のハンドキャリーを持参していたため、それで送ることにしました。借りたケージよりも小さく、重量も軽いので非常に安くつきました。そう、送料は、ケージの大きさと、総重量に依存します。ケージを借りても5000円程度なのですが、持参のもので計量したところ、子犬の重量をあわせても4キロ程度だったため2000円もかかりませんでした。

またたく間にネットに入れられましたが、持って行く前に「もういいですか?」と一言尋ねてくださったのはなかなか好感が持てました。「よろしくお願いします」というやいなや、さっと持っていかれました。こういう手順はさっさと進むほうがこちらも心境的に助かります。

6.ゲートを出る

ゲートは、入場のときにもらった入場許可証を返却するとするっと出場させてくれます。あとは、飛行機にゆだねるのみです。受け取ったよ、と行き先の空港で待つ受取人からの連絡を待つだけです。

7.付加情報

ペットの空輸は比較的リスクの低い、ペットへの負担の軽い輸送方法のようです。実際、車酔いする犬でも嘔吐物がなかったくらいでした。空輸直前に水を与えておくことは勧められますが、えさを与えることは避けたほうが賢明でしょう。いずれにしても、空模様というのは予測不可能なことが多いですから。

この記事に関連することで、何か質問があったら遠慮なく私まで知らせてください。また、この記事がお役に立ったなら、それも知らせてくださるとうれしいです。

今朝5時過ぎに時事通信からの速報が、「米国を代表する歌手の一人、レイ・チャールズ氏が死去」とのメッセージを配信してきた。(少し詳しく書いているワシントンポスト誌にリンクしておく)肝臓を患っていたとのこと、73才だそうだ。肝臓か … さもありなん、という感じか。

レイについては音楽的な「偉人」。次の新曲を期待している、とかそういうミュージシャンではないから、音楽界が何か大きなものを失ったかといわれると、そうではないように思う。彼の作品 ? プライベートでは2回の離婚、12人の子供がいるそうだが ? 彼の音楽から影響を受けた、R&B、SoulミュージックのDNAを引き継いだミュージシャンは増えることはあっても減ることはないだろう。

いや、「Ray Charlesが聞けなくなる」というのがあるとすれば、彼の死去以外の要因だろうね。最たるものは輸入CDの規制だとか、、、。

万人のスピリットに訴えかけてくる彼の歌の価値は、童謡とか唱歌の類、あるいは「みんなの歌」の世界に入ってくるものではないかな。Rayが自分の歌をこれからどうしたかったかは私には知る由もないが、先人が受け継いでもらいたい何かを残す気持ちに国境はないだろうよ。なんにせよ、人が作ったすばらしいものを賞賛する機会を制限するのは、価値の認識不足か、あるいはある種のひがみにしか見えない。

私はレイ・チャールズに「影響を受けました」というほど詳しくないが、このニュースを聞いて、Ray版のSomething’s wrongを聴いたり、Blues Brothersに出演していた元気なRay Charlesを見たくなったり。大したことは思いつかないにしても、何かを成し遂げる、何かを残す、何かを発見するということについて少し考えることにしよう。