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月別アーカイブ: 3月 2003

マーケットウォッチャーとしてはトレーニング中なので、実際に何かの役に立つのか、誰かになにかの参考になるのかなどは関係なく、現在の観察とインプレッションを記しておこう。マーケットを見ている人からすればあたりまえのことを書いているのは百も承知で、あえて覚書。

開戦前

戦争突入への懸念から、実際にやる判断が強まるたびに投資家は懸念材料ととらえて株価は下落方向。石油・オイル関連が徐々に高まるが、そんなに高くはならない。当初、鉄鋼、ハイテク、輸送関連が上がるとの予想も聞かれたが、実際はそうでもない。すでに持っているものを使うからだろう。備蓄兵器の数なんて地球を何回でも真っ黒に焦がすことができるほどあるはずだからでしょう。

開戦が決まり、48時間のカウントダウンが始まった頃、優良な株も含めて売りが入る。実際にここで大口の証券会社や投資家はここでは大して売っていない。出来高を見ればわかるが、ここは不安を感じた投資家だけが安く売ってしまうために株価は下がる。下がった株は大手の投資家に超お買い得価格で拾われる。

開戦後

米英共には最初は威勢が良かったため、「早期終了」との見通しから株価は急騰。これも、怖くて売った人が買い戻そうとした動きや、安くなった優良株を取り合いしたという動きなので景気とはまるで関係ない。すぐに様子見のこう着状態に入ったりする。で、NYダウを10時間後で追いかけるという、アメリカ合衆国日本州っぽい動きが露骨に。

開戦継続中

おいおい、すんごいハイテクワザで早く終わるんじゃないのかよ、と思っていたら、根拠の薄い発表(フセインが怪我しているはず、とか、副大統領は死んだはず、とか)がイラク側の報道でひっくり返されるたびに、「あれはうそだ」「影武者だ」とか言って報道誘導をしようとしたり、でも結局CIAから「本人だと断定」とかやられて、まさに情報に関して持つミッションの違いで情報が錯綜。もちろん、こんなのをいちいち見ていない投資家大衆は、「なんかやばそう」というくらいにしかとらえないので、迷わず株価下落。

フセインはイラクの油田に火をつけた。この戦争が大規模利権がらみのものだということはもうばれているので、当然、若干石油関連株価にもやや影響。石油の入手ルートが限定されたり、輸送にリスクが伴うようになったり、実際は困るだろうに、「石油価格が上がるだろう」なんて予想で石油会社の株価があがるなんてのはばかばかしくて笑える。当然、そういう急騰は数日もたない。価格が上がっても商品なかったら量売れない、と。むしろ経済への影響を懸念され、全体が下落トレンド(トレンド:全体の傾向とか大きな動き、というような意味)なんてことに。こうなるとブッシュはなにがなんでも「イラクの油田ゲットズザー(砂嵐音響つき)」をパフォーマンスとして見せないといけなくなる。親子二代オイルまみれ、といわれているんだそうな。

徐々に世論の懸念が増す雰囲気が報道され始める(ここ重要)。戦争反対デモで渋谷に5000人、とか。一方、戦争が長期化する状況に、「戦争なんてこんなものだ」とラムズフェルドやパウエルが言うたびに一喜一憂していたマーケットは、それこそ48時間程度で「そうかも」なんて思いはじめ、多少の戦果の有無では大した動きをしなくなった。毎年のことなんだそうだが、日本独自の年度末を迎える3月末を理由とした出来高の低さもありながらも、なんとなくいつもどおりの週末の利食い上昇を金曜日後場で見せてみたり。

場外乱闘

こういう、トレンドが見えないときにひどく上昇を続ける株に注目すると面白い。低位株とか仕手株関連、とかという言葉でさらしあげられていることもあるが、大抵、世の中の景気と関係なく、言い方を変えればマーケットとは独立しているように見える会社である。投資家は株価が下がっている場合でも利益を確保していかなければ食っていけないわけで、そういう孤立している会社の格付けを上げたりして、株価競争を戦争とは関係のないところでやっている。一例を挙げると、競合する2社をうまいタイミングで格付けし、シーソーバランスで上昇誘導させている大和総研のお手並みはさすがだ。見事にクラリオンとケンウッドの株価を粛々と上げている。

おまけ

※ IT関連株についてはどう思うかって?

Sigh… 今の感想を書きとめておく価値さえ感じない・・・。向こう三軒両隣長屋、いっしょくた、一蓮托生。それだけに注目も観察もしやすいともいう。要は「人気」でしょう。あとは銀行保有株の市場への開放でどうなるのかな、くらいかな。どっちにしても、ITサービスのマーケットへの影響なんてのは根本から考え直すべし。まあ考え直すより粛々と続けることなのかもしれない。

※ 今後はどうなるって?

No way! 知ったこっちゃない。なにか起きたらその原因と結果を結びつける導線を自分の目で見ることが楽しいからね。この観察から実にいろんなことを学んでいるよ。バグダッドはどうなる?食糧供給ルートは確保できる?難民はどうする?なんてものの影響はずっと見ているとそれなりに変化が見える。もっと小さな話しだと、日本の新年度スタートによる出来高の変化は4月に入って数日で見えてくるし、3月の配当とか株主優待の品、券などがオークションなどに出回るだろうし、毎年夏ごろに上がってくる株は戦争影響があっても上がってくるだろうとか。むしろダメになるところって何業界?とか。あちこちに注目トラップは仕掛け放題というものだ。成り注(笑。

参考:NYダウ / 日経平均 (いずれもYahoo!)

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ネットコストというものは、何重にも支払ってしまっているのは良くわかっていたのだが、MLなどいろいろあると移行が実に面倒で億劫になっていた。しかし、昨年末にInfosphereの個人サービスがOCN化した影響で我が家もOCNになってしまい、昔ほどパフォーマンスも悪くないのでこのさいコスト統合を行なおうと考え始めた。

Niftyさようなら

そういえば、先月Niftyのアカウントを「休止」。さすがF社、解約をしなくてもコスト0にできますよ、いつでも帰ってきてね、なんてプランを持っているところがにくい。実際、このアカウントはNiftyの某フォーラムを見るためだけに残しておいたが、とうとうそこもあまりはやらなくなってしまったのだ。え?どこのフォーラムだって?技術系でもビジネス系でも政治思想系でもないところだよ。フフフ。Linux関連の告知に樋口さんもまめにNiftyに書いていたが、もう誰も見てないと思いますよ。リファラにもほとんどあがってこないしね。さて、Niftyはこれでいいとしよう。

マイライン

マイラインを東京電話をやめて、NTTに。OCNをマイラインセット割にして基本料金をぐっと下げる。

移行キャンペーン

InfosphereからOCNの移行を「先行移行」してさしあげると、なんか一万円送ってきたのでラッキー。でも、この労力に1万円で報いるのは高いよ。3000円くらいでええんちゃうん、と思いながらありがたくいただく。

PHSコスト削減

RIMの会員ページから、先月の使用状況と今月の使用状況を見て、先月は5時間未満、今月にいたっては「0」。わたしも本当にP-in嫌いになっちゃったなあと痛感した。まあ、HOTSPOTも結構でてきているし、PHSは4時間つながればなんとかなるんちゃうん、と、ここはフル従量制ということでいこうと考えた。OCNのPHS関連プランとRIMNETのプランを比較すると、僅差だがOCNのほうが安い。RIMの、7.5時間1800円、15時間2000円というプランは、「あと200円なんだったら2000にしとけば?」という誘いにはなんとも効果的だったのだが、OCNさんは7.5時間ならもっと安いもの。(笑 そこで、wakatono同様RIMサイドを200円プランにスペックダウン。これでメールアドレスはそのままでランニングコストは200円に。

自分のドメインもわんさと持っている状態でメールアドレスキープに200円払うのか?という話だが、wakatonoの言葉を借りれば他にコスト削減できるところがもっとあるだろう、というところもしかり、わたしにとってはこれは「移行期間コスト」という位置づけ。rimのアドレスは徐々に移行してなくしてしまいたい。かといって、OCNのアドレスにするつもりはない。だって「メールアドレス、かわりまーす」ってあんなに気軽に言われたんじゃしゃれにもならない。

IP電話とHOTSPOTは

とりあえず、週明けにでもOCN .PhoneとHOTSPOTを申し込んでおくかな。

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木曜日の夜のこと、両手に一杯の荷物を持ち、歩きながら電話を終えたあと、忽然と携帯電話が消えた。金曜の朝に気がついたが、部屋、衣服のポケット、昨晩持っていた荷物の隙間、はたまた車の中も散々探したが出てこなかった。自分の携帯に電話してみると、留守電だった。DOCOMOの留守電サービスに加入しているため、話中、圏外、電源OFF、また携帯が壊れた場合でも留守電応答になる。そういえば、これまで携帯電話をなくしたことはほとんどない。(記憶にない)そういえば、某シンクタンクの方で携帯を紛失する帝王のような方を一名存じ上げているが、その方のケースのように飛行機や新幹線の移動時にもどこかに行ってしまうことはなかった。(やー、見てる?M村さん)別にそつがないわけではなく、利用頻度が高いのと、首からぶら下げる習慣がどうも身につかないため、なにかにつけて携帯電話を持っているかどうか意識することが多いためかもしれない。

とにかく、今回は携帯がなくなった。もうほとんど週末だし、留守電モードなので大きなリスクはないように思えたが、DOCOMOのサイトからプッシュホンによる停止を実施。ふむふむ、解除も自分でできるじゃないの。なかなかすばらしい。しかし、そういうときに限って顧客同士のスケジュール調整がうまくいかなかったり、自社プロデュースのサイトのプレオープンキャンペーン(3/15〜)が控えていたり。DOCOMOの「停止」をやると、かけてきた人に「お客様の都合により・・・」という例のメッセージが流れる。このメッセージのほとんどは「料金延滞」であるからして、顧客からも社内からも「岡田さん、今どこ?」とか、「おいおい、どうしたの?まさか・・・」っておい、「まさか」って。携帯の料金支払いのタイミングとはかけ離れていますからご心配なく・・・いずれにしても「実は、無くした」とカミングアウトすることになった。某社秘書のT嬢にも「はやく見つかるといいですね」みたいな突っ込みもありがたく頂戴することになってしまった。

そんな金曜の夜のこと、DOCOMOの新機種を見ていたところ(あきらめ早!)IRCでOMYUが「管轄の警察に届けられていることが多いですよ(経験談」と教えてくれたので、まさかとは思ったが念には念を、、土曜に月島警察に行った。土曜の警察署は、窓口業務をほとんどやっていない。しかし、とにかくなんでも受け付けるようになってはいて、遺失物届けを出した。なくした日時、考えられる紛失場所、さらに特徴・・・「特徴はできるだけ詳細に書いて」というから、黒、DOCOMO、N504i、妻とのプリクラが張ってある、ストラップの片割れがぽろっとついている、とか、さしてどうでもいいような事までつらつらと書いた。すると、それを見た警官が別のファイルに閉じられている、「拾得物リスト」を見てぽろっと。「あー、あるかも」。え?ある?かも?え、まじっすか。「13日に月島2丁目で拾得して届けてくれたのがあるね、黒い携帯としか書いてないからわかんないけど。」で、月曜に会計係から電話するからと言われ、とりあえず「これはあったな」と確信。「お客様の都合」が広がっても困るので、上記のDOCOMOのサービスダイヤルで携帯停止を解除した。

少しの不便を忍びながらも、やや解放感のある携帯のない日曜を過ごし、月曜の朝、警察からの電話を待たずに月島署に出かけた。2Fの会計係は遺失届とのマッチングをやっているようには見えなかった。きっと決まった時間があるのだろう。なんにせよスケジューリングは重要だからそれはそれでよし。カウンターから、「月曜日に、という話だったので」とマッチングトリガーを引く。すぐさま私の携帯が出され、届出同士のマッチングと、私の本人確認、そして携帯に張ってあるプリクラと実物の私もマッチング。どこぞの届出よりはずいぶんちゃんとしている。昨晩のMission Impossibleの変装が頭を無意味によぎったが、とにかく本人だと認証してもらい、無事に携帯は手元に戻った。

届けてくださった方を教えてもらおうとすると、警官は「あー、無理です」と述べたあと、拾得物届出の際にはプライバシ保護の目的から謝礼や連絡の拒否を希望できるようになっており、その場合にはお礼の電話一本もできないことになっていることを説明してくれた。警察からのお礼の伝言も本人が希望しない限りやらないことになっているんだそうだ。なんと奇特な方もおられるものだ。確かに、そのほうが個人としてのリスクは下がるのは事実だけれども。とはいえ、警官の手の間から、ちらっと月島在住の森○さんという名前は見えてしまったのだがね(w。

ありがとう、森○さん。きっとあなたになにかお返しさせていただける日のために覚えておくよ。

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皆さんにとっては「なにをいまさら(笑」とおっしゃることだろうが、先日、はじめてMatrixを見た。キアヌ・リーブスが超かっこよく演出されているシロモノで、「リアル(現実世界)」「バーチャル(仮想世界)」が逆転する話。なんとモデムのようなもので意識が転送されるなんて、ちょっと笑える部分もあり大変楽しんだ。

確かに、何がリアルなのかを証明する方法は、自分から見える他者が同じように反応しているかどうか程度でしかない。感覚の部分を頼りにするのは非常に難しい。物体は計測できるが感覚は計測しにくい。他者との意見を総合しようにも、規準が人によって大いに異なることさえある。たとえば、色覚異常とか猫舌などは、それぞれ、同じ色が見えてない、同じように温度を感じていないということであり、それでもそれぞれ判別はできるのだがら問題はない。「異常」なんて言葉は、「人体は標準化されている」という前提にを根拠に多数決で半ば無理やりでっちあげたものにしか過ぎないのだ。

この映画、2と3が今年に出るらしい。「2」に位置づけられる、「Matrix Reloaded」は6/7に、そして「3」の「Matrix Revolutions」が11/22に公開とのこと。おいおい、ひとつはわたしの誕生日で、もうひとつは入籍日じゃないか。(いや、だからどうだということは一切ないのだが)次回作には「1」より高速な通信路を期待したいがそうもいかないようだ。ZIONに入るキーを使う様子を見たいな。どんな認証なんだろう。あの、BLUES BROTHERS風のスミスってプログラム人間は100人くらいに増殖するんだって。(キモー)Matrixを動かしているコンピュータも公開される様子。技術演出に期待したいところだ。技術といえば、技術役の「タンク」役は、ギャラが決裂して次回から出てこないんだそうだ。いいキャラだったのにねぇ。

それにしても、人類最後の街がZION、そして革命を起こすのは「救世主」だとはなんともユダヤ人ぽいネーミングだ。次回作ももっとエスカレートする模様だが、ま、こうもBIBLE Boundaryのワンパターンを追求するのもどうなんだろうかね。(これに限らず他にもいろんなところから引用しているらしい)ネーミングの部分でメタファーを使ってしまい、ストーリー上の位置づけまで印象付ける狙いがあるんだろう。でも、日本人はほとんどわかっていませんよ?日本語版は日本風の昔話のネーミングにすり替えちゃうなんてことすると滑稽だろうなあ。ま、せめてストーリー部分と演出はクリエイティブに頑張ってもらいたい。今度のキアヌ・リーブスは、助けてくれそう?

Matrixオフィシャルサイト

eiga.comによる紹介

p.s.

そのあと見る映画がことごとく眠く感じるのは弊害だったかもな、You got mailとか、昨日の土曜ロードショーのなんとかって映画とか、、;-p

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