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月別アーカイブ: 5月 2007

本年も夏の風物詩、若者をセキュリティを題材にトレーニングする「セキュリティキャンプ2007」の開催が発表されました。カリキュラムの検討会では講師陣が口々に「それ、おれが聞きたいよ」という声が頻発するイキオイの、魅力的な内容となりつつあります。

ネットワーク、運用、WEBアプリケーション、その他さまざまな観点のセキュリティを他流試合で学べるのはとっても楽しいですよ。技術的にすでにスキルが高いことよりも大切なことは、取り組む意欲だと思います。セキュリティキャンプは環境としてのセキュリティの重要性を、いろんな観点で学ぶところだからです。

なぜ、セキュリティを学びたいか。 これです。

ケーススタディ、ハンズオン、ワークショップなど学び方も盛りだくさん。何かを一緒に経験したいという方なら、とても盛り上がります。修了後の人的ネットワークも貴重なプレゼントです。

なんと、修了生の一人、迎くんは今弊社でがんばってくれています。彼は、各社ケイタイの互換性に関するスペシャリストです。(DODAのサイトに登場しています)

応募資格は22歳以下のITに関心の高い皆さん。ぜひチャレンジしてみてください。もしかすると、このブログは親御さんや先生たちが見られることのほうが多いかな?だとすればご子息の参加を促してみてください。

応募締め切りは7月2日となっています。

開催日時:平成19年8月13日(月)から8月17日(金)
場所:幕張/海外職業訓練協会(OVTA)

詳しくはJIPDECの「セキュリティキャンプ2007」サイトへ。

どんな皆さんにお目にかかれるのか、今からとっても楽しみにしています。

cf. 6/1 経済産業省発表 「セキュリティキャンプ2007」の開催について

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6月7日、8日にたまたま連続して別々のイベントをやりますので告知します。OSS、Web2.0とつながりますが、こじつけると両者とも「群衆の叡智(Wisdom of Crowds)」つながりではあります。

■ 6月7日:UNISYS BITS2007トリ「OSSによるイノベーション」
http://bits.unisys.co.jp/2007/information.html#03

ミラクル吉岡さん
HP宇佐美さん
Turbo中尾さん
UNIADEX松隈さん

& わたし。

恒例ですね。もう4回目。笑顔で語る吉岡さんはここだけ。UNIADEX、UNISYS含め多くの会社に直球でメッセージを投げてきました。リピーターも多数おられるようです。

エンタープライズ(企業)、パブリックセクター(公共)の大きな流れがつかめます。

■ 6月8日 NEC eTrend2007 「Web2.0とエンタープライズ」
https://www.nec-conference.com/form/?module=conference
NEC 福岡さん
NHK 尾澤さん

&わたし。

仕込み段階ですが、今までにないメッセージを受けられるメンバーです。

NECほど大きな会社が社内SNSとなるともうひとつの小宇宙ですね。「群衆」の動きには何かのメッセージがある。日本人にとっての「群衆」は実はそれほど大勢ではない。

NHKさんがいるというのはまじでやばいです。私が特に気に入っているコンセプトは「ゼロ秒」。もう、あちこちでゼロ秒ゼロ秒言いまくっています。そのわけは・・・?どこまでそのすごさを伝えられるか心配ですが、乞うご期待。

企業のアイデアとして応用できるコンセプトがたくさんあります。

そこで、

レベル1.とりあえず(両方に)登録(無料)
レベル2.(来れるほうに)来場
レベル3.会場前列にて爆笑 (桜でいいんですってば!)
レベル4.質問コーナーで挙手(滅多に指しませんから遠慮なく!)

どのレベルまででも、ご関心に応じてぜひ。

マッサージをしてもらった時の話。

私はだいたい、30分が標準でも若干長いのを申し込んでしまう。しかし、その心地よさから途中意識が飛んでしまう。おおよそ、一瞬で終わってしまったように感じるんだよね。

段階を追って振り返ってみた。

1. なんとなく疲れているからマッサージを頼む
2. 申し込むときは時間はないけど、やや充実感を期待して長めに依頼
3. 実際にやってもらうと、とっても上手で意識が飛んでしまう。あっという間で終わってしまった。
4. 期待した充実感とはちょっと違うのに、支払うときは違和感なく気持ちよく支払った。
5. なぜか、リピート意欲が高まる。

たっぷり感に満足がありそうなサービスが、予想外に早く終わったように感じると次も頼みたくなる。

でも、大きく認識に乖離があるんじゃないんだよね。ちょっとなんとなく、、軽く裏切られている。

飲食、映画、音楽、マッサージ、、、列挙しにくいものも含め、おおよそ人間の五感を直接刺激するサービスでも同じことが起きているのかも。

時間、価格(JND)、効果、機能などが、ちょっとだけ、軽く予想を裏切られた感覚が逆に好感を持たれちゃう。

惑溺性のコンセプトなんだろうね。

「楽しいときはあっという間、という自己矛盾がリピートを強く誘発する戦略」って、一言で言うとなんだろ?

・・・「軽くヤバイ戦略」?

ああ、それだ!ちょっとしっくり来てしまった。
デブネコパンチだ。

ブルーオーシャン戦略って「軽くヤバイ」を説明するフレームワークなんだな。

GW真っ最中に日経新聞一面トップに掲載された、この記事。WEB版をコピペする。

無償基本ソフト「リナックス」販売で連合・米オラクルなど

 米オラクル、IBM、NECなど有力IT(情報技術)企業10社以上が無償基本ソフト(OS)の「リナックス」を日本で本格販売するための企業連合を発足させる。政府調達でリナックスの採用を促す方針が打ち出されたことに対応。オラクルが各社と契約を結んで保守を一手に担うほか、特許侵害の賠償も全面補償する。OS市場で圧倒的なシェアを持つ米マイクロソフトに対抗する。

 6月にも日本オラクルの主導で発足する企業連合は情報システムの中核となるサーバー用OSが対象になる。NECなどのほか、日立製作所、ヒューレット・パッカード、デルなど大手サーバー各社が軒並み加わる見通しだ。NTTデータなど大手システム開発会社の参加も内定している。

[2007年5月3日/日本経済新聞 朝刊]

「これ、どういうこと!?」というメールを少なからずいただいたが、私があずかりしることは残念ながらなにもない。ただ、一つの事実は、ここに列挙されている企業群の皆さんの首が、一様に横に傾いていたこと。

そんな折、本日5月9日、日本オラクル社からのニュースリリースが出た。全文をコピペする。

2007/05/09
弊社及びパートナー企業様に関する一部報道について

2007年5月3日に一部の報道において、弊社がビジネスパートナー企業様数社とリナックス販売で連合する旨の記事の掲載がございましたが、当該記事は弊社によるプレスリリース等の公に発表された内容に基づいたものではなく、推測により記事化されたものです。したがって記事中の「オラクルが各社と契約を結んで保守を一手に担う」、「参加各社は手間のかかるOSの保守をオラクルに一手にまかせる」等の記述につきましては、弊社として、ビジネスモデルとしても想定しておらず、ビジネスパートナー様各社ともそのような交渉を行っている事実はないということをここにお知らせいたします。

オラクルでは、これまでと同様、リナックスへの取り組みを世界的に強化してまいります。日本における具体的な対応は、準備が整い次第、順次発表していく予定です。

日本オラクル株式会社
広報部

この否定の仕方は勉強になる。こんな声が行間に見えたり見えなかったり。

「ちょっと、どんだけー?!日経は、自社のビジネスモデルを勝手に想定し、提携相手との連合のスケジュールまで決めてくれやがった! ・・・ まてよ、これからやればいいか?とりあえず、交渉始めてないと言っちゃえば間違いないな。」

「特許侵害の賠償に関わる事業を想定していると、よくぞわかったね・・・。びっくりして身長が3cm伸びちゃうところだった。微妙に当ててくれたから、否定する文章を考えるのに、6日間もかかったじゃないか、、、」

冗談はさておき、、、

7月の政府調達ガイドライン施行をきっかけに変化を目指すんだとすれば、それは、”護送船団”でも”ガレー船団”でもなく、”Uボート”だと思うんだよね。

この話はまた。