日経の想像力がたくましい件

GW真っ最中に日経新聞一面トップに掲載された、この記事。WEB版をコピペする。

無償基本ソフト「リナックス」販売で連合・米オラクルなど

 米オラクル、IBM、NECなど有力IT(情報技術)企業10社以上が無償基本ソフト(OS)の「リナックス」を日本で本格販売するための企業連合を発足させる。政府調達でリナックスの採用を促す方針が打ち出されたことに対応。オラクルが各社と契約を結んで保守を一手に担うほか、特許侵害の賠償も全面補償する。OS市場で圧倒的なシェアを持つ米マイクロソフトに対抗する。

 6月にも日本オラクルの主導で発足する企業連合は情報システムの中核となるサーバー用OSが対象になる。NECなどのほか、日立製作所、ヒューレット・パッカード、デルなど大手サーバー各社が軒並み加わる見通しだ。NTTデータなど大手システム開発会社の参加も内定している。

[2007年5月3日/日本経済新聞 朝刊]

「これ、どういうこと!?」というメールを少なからずいただいたが、私があずかりしることは残念ながらなにもない。ただ、一つの事実は、ここに列挙されている企業群の皆さんの首が、一様に横に傾いていたこと。

そんな折、本日5月9日、日本オラクル社からのニュースリリースが出た。全文をコピペする。

2007/05/09
弊社及びパートナー企業様に関する一部報道について

2007年5月3日に一部の報道において、弊社がビジネスパートナー企業様数社とリナックス販売で連合する旨の記事の掲載がございましたが、当該記事は弊社によるプレスリリース等の公に発表された内容に基づいたものではなく、推測により記事化されたものです。したがって記事中の「オラクルが各社と契約を結んで保守を一手に担う」、「参加各社は手間のかかるOSの保守をオラクルに一手にまかせる」等の記述につきましては、弊社として、ビジネスモデルとしても想定しておらず、ビジネスパートナー様各社ともそのような交渉を行っている事実はないということをここにお知らせいたします。

オラクルでは、これまでと同様、リナックスへの取り組みを世界的に強化してまいります。日本における具体的な対応は、準備が整い次第、順次発表していく予定です。

日本オラクル株式会社
広報部

この否定の仕方は勉強になる。こんな声が行間に見えたり見えなかったり。

「ちょっと、どんだけー?!日経は、自社のビジネスモデルを勝手に想定し、提携相手との連合のスケジュールまで決めてくれやがった! ・・・ まてよ、これからやればいいか?とりあえず、交渉始めてないと言っちゃえば間違いないな。」

「特許侵害の賠償に関わる事業を想定していると、よくぞわかったね・・・。びっくりして身長が3cm伸びちゃうところだった。微妙に当ててくれたから、否定する文章を考えるのに、6日間もかかったじゃないか、、、」

冗談はさておき、、、

7月の政府調達ガイドライン施行をきっかけに変化を目指すんだとすれば、それは、”護送船団”でも”ガレー船団”でもなく、”Uボート”だと思うんだよね。

この話はまた。

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