The Art of Three

Jazz大御所3人組のケニー・バロン[Kenny Barron](p), ロン・カーター[Ron Carter] (b), ビリー・コブハム[Billy Cobham] (ds)から成るトリオ。2001年に、デンマークとノルウェーでライブを演ったのがレコーディングされたCDは、輸入版(In & Out Records:IOR77045-2)としてしか手に入らない模様。この7月に日本全国を行脚してそれぞれにステキな夜を演出してまわった。

このトリオは、パワードラムで知られたコブハムのプロデュースとなっているが、思いのほか調和のとれたアレンジとなっている。3人とも大型体型の黒人なのだが、時に力強く、それでいて繊細な音を奏でる。ケニー・バロンの軽やかなピアノは、強いフットワークで知られるビリー・コブハムが小気味良く決めてくるドラムに、ロン・カーターのプッシュ感のあるベースの上で踊っている。選曲は、スタンダードのヒットチャートのような有名曲ばかりで、それぞれ見事なアレンジの中でのソロ回しも気持ちよく聴ける。

ただ、このメンバーでなら、もっとやれるはず、もっと熱い演奏を聴きたかった、という声もある。それはそれで的を得ているように思う。各々のメンバーのソロアルバムを聴いたあとにこれを聴くと、なんかまるっと優等生な演奏をしているなあ、と。でも、実際のライブはそれなりに茶目っ気のあるものだったよ。

要するに、Jazzなんだもの。演奏するほうも聴くほうも、お好きなようにということで、ね。

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